JCB MUSIC

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2021.6.21

Vol.27 May J.

JCB MUSIC Vol.27
JCB Presents May J. 15th Anniversary
Special Live in BLUE NOTE TOKYO
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【JCB MUSICとは】

JCBが独自に企画している、JCBカード会員の方だけにお贈りする限定ライブ。
今回は、デビュー15周年を迎えたMay J.が9回目の登場!
当日のReport と Set Listをお届けします。
※当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じて行いました。

15周年イヤーを飾る
May J.のジャズ・ショー

オーディエンスに向けて直接演唱できる音楽家の喜びと、大好きな音楽を間近で満喫できるオーディエンスの喜び。ふたつの喜びが溶け合った、すごく爽快な春のひとときだった。

今年デビュー15周年を迎えるヴォーカリストのMay J.が、JCB会員限定のプレミアムライブ「JCB Presents May J. 15th Anniversary Special Live in BLUE NOTE TOKYO」を4月22日(木)に南青山・ブルーノート東京で行なった。この公演は当初、2月開催の予定で準備が進められていたものの、折からの新型コロナウイルス感染症の急拡大により延期に。
この日、May J.がMCで放った“無事に開催できてよかった!”という声は、そのままファンの思いでもあったはずだ。常に特別感いっぱいのプログラムで楽しませてくれる彼女のJCB主催のブルーノート東京公演だが、今回は一層ジャジーで、くつろぎを感じさせるものとなった。

共演メンバーは佐山こうた(ピアノ、音楽監督)、山口周平(ギター)、井上陽介(ベース)、大坂昌彦(ドラムス)という、音楽の魅力を熟知する凄腕たち。4人の演奏が会場の熱気を高めた後、大きな拍手を受けて歌姫が登場する。オープニング曲は、華やかさいっぱいの「All That Jazz」。まさしく“May J.のジャズ・ショーへようこそ”という感じで、テンポがどんどん変わるスリリングなアレンジを見事に歌いこなす。「I Want to Be Happy」は、1925年にN.Y.ブロードウェイで上演されたミュージカル『ノー・ノー・ナネット』からの1曲。100年近く前に書かれたナンバーだが、May J.は途中にスキャットも挟みつつ、快調に表現した。
続いては、1937年にアイラ(作詞)とジョージ(作曲)のガーシュウィン兄弟が書いた「They Can't Take That Away from Me」。あまり紹介されることのないヴァース(歌の導入部分)も含む、手ごたえたっぷりの歌唱だ。以上3曲は佐山こうたが、今回のライブにあたってMay J.にリクエストした楽曲であるという。

続いては、MCのパートへ。語り口によりユーモアと親しみが増した印象だ。今までにないほどざっくばらんな一面を見ることができると評判のYouTube公式チャンネル「May J.のはしもっちゃんねる」(4月16日開設)での経験も、彼女のトークに良い影響を与えているに違いない。
続いては母の日(5月9日)にちなんで「母と娘の10,000日 ~未来の扉~」をしっとりと歌いあげた。アンジェラ・アキのプロデュース、八代亜紀とのデュエットで話題を集めた同曲も、この日はすっかりジャズ的な装いだ。さらに「Faith」、「All I Ask」(アデルのカバー)、“親の世代から受け継いだ愛を次の世代に伝えていきたい”、“毎日を大切に生きていきたい”という思いを込めた「ロンド」を熱唱。“何の曲か、あえて言わずに始めましょう”という前置きに続いては「ふたりのまほう」のジャズ・アレンジが登場。さらに「Let It Go」の英語バージョン、「Have Dreams!」、オーディエンスの手拍子も見事に揃った「SIDE BY SIDE」と、場内を沸かせてゆく。

“昨年はほとんどライブができず、「私にできることは何だろう」と模索した1年でした。そして、改めて自分の歌と向かい合う時間を持つことができました。歌うことには、「気づき」がたくさんあります。まだまだ歌は、知らない世界に私を連れて行ってくれるんです。”

アンコールは、2017年のアルバム『Futuristic』に入っていた「花は咲く」。
“今年こそは皆さんと会える機会をたくさん作りたい。歌で気持ちを伝えていきたい”と語るMay J.の15周年イヤーは、まだ始まったばかりだ。

JCBオリジナルカクテル「I WANT TO BE HAPPY」
ライチ、パイナップルに自家製フルーツ・ヴィネガーをプラスした
爽やかで優しい味わいのカクテル。

(撮影:Fujisato Ichiro)

Set List

M1 All That Jazz
M2 I Want to Be Happy
M3 They Can't Take That Away from Me
M4 母と娘の10,000日~未来の扉~
M5 Faith
M6 All I Ask
M7 ロンド
M8 ふたりのまほう
M9 Let It Go[劇中歌/英語歌]
M10 Have Dreams!
M11 SIDE BY SIDE
En 花は咲く
このイベントについて
  • 日程・会場
開催日2021年4月22日(木) 1st 6:00PM/2nd 8:30PM
会場名BLUE NOTE TOKYO(東京)
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